平凡な日々を送る私が
いつもの様に昼食を作って
その後に
ポロポロ涙が出るような事が起きる。

こんな事は他の人にもあるんだろうか‥

「今から新米届けるね」
ひとり暮らしのお客様から
電話が掛かってきたので
私から自転車で伺いました。

テーブルの上には
新米の他に
サツマイモ 冷凍のインゲンやグリンピース
柿に赤飯のおにぎり
ウィンナーやひら天まで‥
どれもご自分のために冷蔵庫にあった物ばかり。

「うちの梅干しも食べてみる?」
タッパーに
これでもかっていうくらい梅干しを詰める
その背中を見ていたら‥
懐かしい懐かしい思いがこみ上げてきて
涙がポロポロ溢れました。

亡くなった伯母達を思い出したから‥

「どーしたん?これでも飲んで」
子供に言う様に冷蔵庫から
コーヒー牛乳を出してきて
ストローを差してくれました。

「こんなにして頂いて‥」

「だってあんたの事が好きやから」

気持ちが凹んでると必ずこんな事が起きる‥
「不思議な力」を感じる。

伯母達がこの世から居なくなって
寂しい‥

でもこんなにもしてくれる人がいる‥

持ちきれないほどの物を持たせてくれて
見えなくなるまで笑顔で手を振ってくれる‥

私がどんな事より嬉しいと思う事。

私は幸せなんやって思った。

青唐辛子

むむは朝市のおねえさん達のおかげで
青唐辛子が手に入って
帰り道を急いでいた時
「木下さん」
素敵な方に声を掛けられました。
「木下さん」と声を掛けられるのは
今日2回目です。

「フェイスブックのファンやよ」

「えっ?」

「読んで泣いたり笑ったり
投稿の無い時はどうしたんかな?って
裏から様子見に行こうと思った」
様な事を言って頂きました。

あまりにも驚いてしまって
あまりにも嬉しくて頭の中は真っ白状態でした。

私の知らない所で
投稿を読んでくれていて
こんな風に感じてくれる人がいる‥

本当に本当に嬉しい。

幸せだなぁと思います。

朝市で

青唐辛子が欲しくて
今朝朝市に行きました。

いつも出てる野菜のおばちゃん達が
なぜか見当たらない。

仕方なく帰ろうとした時
知ってる人に挨拶して
青唐辛子の事を話しました。

その人が周りの人に
「青唐辛子」を聞いて回ってくれて
帰り支度をしていたおじさんが
畑の日陰にならまだあるかもと
11時に持って来てくれる事になりました。

若い頃は朝市のおばちゃん達の
言葉がキツくて怖かった。

今は皆んな優しいな‥
良枝ちゃんもそうやし

「世代交代」の言葉が浮かんだ。

その後
あるお店のお姉さんに
「木下さん?」声を掛けられて
七尾の十三屋さんでの作品を見てくれたそうで
「すごいね、すごいね、
知らんかったわぁ〜」何度も言ってくれました。
嬉しかったです。

やっぱり輪島の朝市は良いなぁ
人が優しい。