母の物干し

母が「この頃洗濯物干すんがちきない」

今までの物干しは
母が若くて元気な時のままだった。

ホームセンターで
母の背丈に合った物干しを買ってきた。

母は「楽になった」と喜んでます。

母が使ってたハンガーは全部
クリーニングの針金ハンガーでした‥
悲しくなりました。

知らない事
気が付いてない事が
まだまだある。

子供の目まぐるしい成長に合わせて
勉強机の高さを調整したように
親の老いにも「調整」が必要となる。

若い人こそ鏡

裏口の掃除をしてると義父が出てきた。
手押し車が出しやすい様に
反射的に手が出てしまう‥

若い人ふたりがフェイスブックで
私の事言ってるぅ

「投稿で笑ったり泣いたり元気になる
励まされる
投稿が心の整頓になる
繋がりに感謝

気持ちが落ち込んだ時や
悩んでいる時など前向きな
きれいな気持ちの表れた投稿で
助けられてる」などなど

「1日も早く義弟夫婦にバチが当たりますように
罰どころか持ち家二軒に息子は京大や‥」

毎日こんな事思ってる自分が恥ずかしくなる

「きれいな気持ちの表れた投稿」って‥( ; ; )
若い人こそ私の鏡やなぁ。
ぴかぴかの✨

愛だけがある

樹木希林さんの葬儀の
娘也哉子さんの挨拶に

父である内田裕也と
なぜ別れないのかと詰め寄った時

「だってあの人には
ひとかけらの純なものがあるから‥」

美しい言葉だと思った。

昨日の病院での母は
今までの中で一番年老いて見えた。
自分の事で精一杯で
否定的で自分勝手だった。

それでも娘への「愛」だけはある。

待ち時間に思い出した様に
「京子梅干し漬けるん上手やわ」と言い
病院に来る途中
車の中から木下の義父を見掛けたそうで
「キロクのお義父さん顔がてかてかで
元気そうで‥あれはまだまだ長生きするよ‥」
とても悲しそうに言ったのでした 。

「そうやね〜!嫁に復讐も仕返しもされずに
大事にされてるからね〜笑」
私はいつもの様に返す。

親孝行など何も出来なかった。
母がこの世からいなくなった時
私は沢山の後悔をして泣くんだろうな‥

でも「本当の事」は決して言わずに
あえて毒舌で面白おかしく母に話してきた。
「本当の事」を母は知らないでいる。

それだけは親孝行かな‥

診察日

父と母の診察日
今日は母の整形外科の待ち時間が長かった。

ようやく診察が終わって
会計で母の名前が呼ばれると同時に
父がトイレを我慢してると言い出す。
父のトイレに付き添って戻ると
母がいない 笑

千手観音の様な手があって
ろくろく首の様に
にょきにょき伸びれば
支払いをしながら父をトイレに連れて行き
母が勝手にどこにも行かないよう
手を掴んでいられるのになぁ〜

想像して笑ってしまった(^^)

グッドラック

朝は家事をしながらテレビを
時計がわりにしてます。

最近は立川志らくが司会をしている
「グッドラック」
志らくの着目点
「普通の感覚」が良い。

番組最後の「志らく一段落」の時は
テレビの前でしっかり観ます。
落語 映画 絵画 芸術を絡めての
話しが毎回とても良い。
じーんときます。

今日は日本の歌謡曲
「三橋美智也」について。

民謡で鍛えた歌唱力。
マイクの位置を変えずに
歌唱力でビブラートを出した凄さと
歌い終わった後は必ず「笑顔」だった事。
「笑顔もご覧ください」の後に流れたVTR
「本当だ!凄い!」知らなかった!

子供の頃父がよく観ていた歌謡番組
三橋美智也は人気絶頂だった。
当然そこには着目するはずもない。

定休日の今日はすっかり
三橋美智也にハマって
どこにいてもYouTube観てました。

何十年も経って分かる事
知る事があるな‥

(実家のコスモスのニラの花)

南瓜のプリン

「何やっとるん!」
息子に初めて言われたかもしれない‥
息子の器の中のものをこぼしてしまった。

布巾で拭きながら
「本当にね‥何やってるんやろね」
皮肉を返したつもりは無かったけど
息子は「はっ」としたようでした。

「何やっとるん!」
私が心の中で
父と母にいつも言ってる言葉。

私にもそろそろ
静かに確実順番がきてる‥

大きい南瓜をまた貰って
先日作ったばかりの南瓜のプリン。
息子が好きなので
あっという間に無くなります。
使う生クリームは入ってる半量100CC。

残った分の使いみちがなかなか無くて
高い生クリームをダメにするのは勿体無いから
また作ってしまいました。

オーブンに入れて表面が焼けた頃
生クリームを入れ忘れた事に気が付きました。
残った生クリーム使うために焼いたのに〜

何やっとるんだろ〜💦

慌てて流し込んで
泡立て器でそっとかき混ぜました。
何とか大丈夫でした〜〜。

桃🍑

先月の誕生日に友達が送ってくれた桃。
箱を開けた時
「父と母に食べさせたい」と思った。

桃は剥くのも切るのも難しいから
私がしてやらなきゃとも思った。

実家に行って父と母の前で切って
父には口まで入れてやりました。

「もう腹いっぱい」何度言っても
やめずに父の口に入れた‥

私が桃を父と母に食べさせたい気持ち
次男が可愛くて
その嫁も可愛く思う義父の気持ち
「同じやろ?」

天の声が聞こえた気がした 笑

桃が教えてくれました。