蟹の穴

テレビゲームもスマホも
パソコンもない時代
日いっぱい働く伯母が帰るまで
何をして過ごしていたんだろうと思う。

伯母の家は山側にあって
海の方には行ってはいけないと言われていた。

記憶にあるのは‥
「行ってはいけない」
ぎりぎり境界線に
海へと通じる小川があって
石垣の隙間にびっしりの蟹が
石の隙間を出たり入ったりしていた。
その様子を飽きる事なく見ていたと思う。

すっかり夕方になって帰るとき
踏み切りの向こうにある家の前で
伯母が行ったり来たりしているのが見えた。
「京子ちゃんが海に落ちたんかと思った」
あの時の伯母の顔と背景だけは
今でもはっきりと覚えてる。

この川がそうだと思う。
隙間にコンクリートが詰めてある〜💦
蟹増殖防止?

生きている事に
全ての事に感謝しなければ‥
震災9年目の特番を泣きながら観て
改めて思ったばかりなのに
父の事も母の事も‥
その他諸々しんどくなった 笑

家の都合で小学生の時の
春休みと冬休み過ごしていた西岸
母の姉伯母の家があります。
駅から伯母の家のそばまで
久しぶりに歩きました。

ボラのお刺身を買いに行った店は
なんと今でも営業中。
列車の時間まで待たせてもらった酒屋さん
もう随分前からやってないようです。

結婚してからも
米や野菜を送ってくれて
息子達にもとても良くしてくれたのに
20年前突然亡くなった時は本当に悲しかった。

木造の平屋だった伯母の家は
世代が変わって近代的な家になってます。

その上に広がってるのは伯母の畑。
あの頃にワープして
畑にいる人も伯母に思えてしまう。

「愛されていた記憶」巡り。

学校が休校になって
文句言ってる母親達を
辛抱が足りないんだよ!
テレビに向かって思ってた。

定休日でも無いのに
こんなとこで現実逃避してる私こそ
辛抱が足りないねー。

傷付けられても
大人でいようと思っても
笑顔でいようと思っても
心が言う

「もうこの人いいや!」
「もうこの人しんどい!」

高校も歯科衛生士学校も皆勤だった。
「さぼる」「ズル休み」という経験が無かった。

この経験があれば
もっと気楽にこれたかもしれない。

喫茶翁さんの奥さんが
うちのサングラスの具合が
とても良いと言ってくださる。
実は聞くのは2回目なのだけど
「良かったです〜!嬉しいです」
初めて聞いたようにしていた。

それなのに息子さんが
「それ前に来た時全く同じ事言っとったやろ?」

「も〜〜💦」

突っ込み具合が絶妙だったので
帰り道思い出し笑いしてしまった。

「ふふふ(*´꒳`*)」笑ったおかげで
気分が変われました。

「場所を変える」=「気分が変わる」

気が滅入ったら
場所を変える。
そして
ひたすら本を読む。

若い頃は出来なかったこと。

お墓の掃除

昨日地震でお墓が気になって
見に行きました。
墓石は大丈夫でしたが
暖冬だからか雑草でぼうぼうでした。

午後から掃除に行くつもりでいたら
次男夫婦が突然来た 笑
「何だこの有様は!」と思っただろうな。
まあ、良いや。仕方ない。

頭上の大木にアオ鷺がもう巣作りしてて
墓石は糞まみれ。
雛が生まれるとさらに大変な事になります。

砂利の隙間から芽を出した
モヤシみたいな草が厄介
軍手の手では摘み難い。

カラスが逃げずにいました。
お供えを待ってるようです 笑

一昨年受講した「穴水まちぜみ」
加藤石材店さんの
「完璧にするより掃除をしようする
気持ちが大事」
この言葉が楽にしてくれました。

義母も生前お墓の事はひとりでしていました。
「手伝います」と言っても
「わてが出来る間は何とない」
あの時は意地悪されてるのかなぁと思った 笑
今は義母の気持ちが分った気がします。
黙々と草を刈る時間
心の中で義母と向き合えるのです。

毒のある言葉言わずに済んでます

どんな事も不思議とタイミングが良過ぎる
今日の幸せのサプリ

「休みの日は2人だけで何してるの?」
「10連休5月の連休3連休が月に2回もある時
そういう時2人だけで何してんの?」
「新車でドライブ?新築の家で2人だけで
まったり過ごしてるの?」

義弟夫婦に
一度聞いてみたいなぁ〜と思うでのですが
まだ言わずに済んでます笑

上手く出来ました。

地震で感覚がピリピリしてるのか‥笑
今晩の夕食が上手くいきました (^^)

前回イマイチだった茶碗蒸し
鷄と野菜の黒酢あんは
息子達が大戸屋で食べて気に入ってから
献立に困るとこれにします。
ネットでレシピを検索して作ります。