だらな嫁です

「商売人はあからさまに
選挙に関わらんとくまし!
選挙カーに乗ったりしたらダメやよ!
頼まれたら誰にでもはい!はいと言うとれば良いげん」
義母の教えでした。

義母はさぞかし空の上で
びっくりしてただろうな。
「ちょっと〜!あれうちの嫁じゃないけ?だらやね〜」と 笑

「店に迷惑掛けたらどうしよう」と言った時
「そんなん関係無い!」と夫。
「お母さんが応援してる人を書くよ」と長男。

「京子さんの頑張って〜の応援で一票入れました」
若い人から言われた時
両親の事でひどく落ち込んでいたので嬉しかった。

「ごめんなさい。別の人を支持してます。
京子さんにはいい加減なことしたく無いので」
「良い友達」「本当の友達」である事を再確認出来た。

選挙カーに乗っていた
美し過ぎる人とのラインのやり取りは
ポジティブ言葉ばかりなので永久保存版。

コロナ禍なのに短い選挙中に
3回もハグされた奇跡。

奇跡といえば
何事にも後ろ向きになっている高齢の母が
杖をついて投票に行ってくれた事。
市役所の人の対応がありがたかった。

嬉しい結果と悔しい結果。
どちらの候補者支援者も
相手の悪口
皮肉を決して言わない
発信しないところが好きだった。

選挙中必死で夢中で応援
働いてた人の今の心情を思うと
こんな呑気な事を言うのは申し訳ないけど

世のため人のために頑張る人は
美しく輝いていた

出会った人は
みんな素敵で凄かった。
温かかった。
優しかった。

お義母さん
こんなだらな嫁で
ごめんね🙇‍♀️
でも誰にでも「はいはい」と言ってたら
知らずに終わっていた。
出会えなかった。

だらやから分かったことが沢山ある。

ありがとうございました。