穴水駅から西岸まで
列車で行きました。
列車のスピードがゆっくりになり
ホームに差し掛かった時
車内の中の私を探す
友達の顔が見えて
懐かしい記憶が蘇りました。
「ああ…伯母もああして
迎えにきてくれた」
子供の頃
家の都合で冬と春休みは
母の姉である伯母の家で
過ごしていました。
夫を早くに亡くし
3人の子供を育てていた伯母。
支援が手厚い時代ではなかったので
当時大変な苦労を
していたと思います。
私は親元を離れ
毎日が心細い思いでしたが
伯母の直向きな深い愛情
夜明けや夕暮れの西岸の景色
あの頃の事があるから
今の自分があると思います。