今朝
ドラッグストアから電話がありました。
意味不明なことを言うお婆さんに困っている
という内容‥
夫がすぐ車で向かいました。
お婆さんは補聴器の一部が破損したので
山奥からタクシー代1万円近く払って
うちに修理を頼みにきたつもりでした。
ところが補聴器を入れてないので
運転手さんに話す事
聞き取る事が困難
結果
「ドラッグストア」に来てしまった。
それは私が新宿の真ん中に
ひとり立ったようなもの‥
パニックになっているのと
会話が成り立たないのとで
お店の人も相当困ったらしい。
「キロク」がどうやって解明されたのか‥
お店の若い人はうちを知らないだろうし
お婆さんを連れて
店に戻ってきた夫のシャツは汗びっしょり💦
巾着に入れてきたと言う補聴器が
見当たらないので
一緒に家に行って探す事になりました。
カバンから放り出した物を仕舞って
念のためエコバッグの内ポケットを確認すると
半分に破いた診療明細に包んだ
壊れた補聴器を発見しました。
うちに来た事
補聴器が見つかった事
部分的に修理出来ると分かって
ますます気持ちが落ち着いて
すっかりいつもの人になりました。
貸し出し用補聴器を掛けて
店を出る時の
「ここに来たらあっさ〜〜りする」
一言に胸がいっぱいになりました。
100歳近く‥
山奥でひとり生きてる
本当に立派だと思う。
送り届ける車の後部座席で手を振るお顔は
すっかりいつも通り穏やかでした。