当たり前のことは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の秋の景色はいつもと違う。
お隣の奥さんが救急車に運ばれから
季節がひとつ変わってしまった。

娘さんだけでは水やりの手が回らないようで
猛暑に草木が少し枯れてしまった。

 

そのお隣
とても綺麗好きな方のに
溝に枯葉が詰まったままだ。
体調でも悪いのかな‥

うちの裏口に通じる道なので
掃除をしようと思うけど
ホウキの音をさせると
角が立つかなと出来なかった。

平凡な日々でも状況は変化して行く。

好きだった「朝ドラ カーネーション」
心に残ったワンシーン。
がむしゃらに生きた来た糸子が
ふといつもの通りに立ちどまり
周りの大人達を見ると
みんなよぼよぼの年寄りになっている。

両親の付き添いで病院に行くと
同じ事がある。
かつての患者さんが
杖を付いたり
車椅子で私の前を通って行く

周りが変わった分だけ
私も確実に変わっている。

物事も心も


巻き戻しは出来ない。