この空と風景の中で
スペインの人はどんな思いだっただろう
私が感傷的なだけの人間なんかな‥
いつもの場所にいると
「ああ〜明らかに何か困ってるな
向かいの電気店に入っていった外国人」
「May I help you?」と声を掛け
いつもの様に夫に代わってもらう。
カードでキャッシングがしたいと言う。
そこにお客様が来てしまった。
私が近くの銀行まで案内する事になった。
銀行の白い建物を認識出来た時
2人はとても人の良さそうな笑顔になった。
しばらく心配なので見ていると
引き出せなかった様で
私に駆け寄って来て
一方的に英語で話し掛けてくる。
またまた拙い英語で
夫に来てもらうからと言って
店に急いで帰り夫に向かってもらった。
その間に知り合いの外国人に
電話を掛けたけど繋がらないので
思い当たるある機関とコンビニに電話をした。
コンビニで出来るという返事だったので
直ぐに夫に連絡をし
あの様子ではコンビニに行っても
大変だと思うので
一緒に行ってあげてと頼みました。
帰って来た夫によると
結局コンビニでも出来なかっそうです。
所持金が六千円なのだと言っていたとか‥
夫が帰って来るまでに
残念な事が2つあった。
ひとつは
ある機関の電話の対応。
いくら土曜日とはいえ酷すぎる。
SNSネタは家族の事だけと決めているので
これ以上は書かない。
あれからあの2人はどうしたのだろう
また店の前を通るかも知れない
しばらく待っていたけれど
結局会えなかった‥
もし私がスペインで同じ様に
所持金が六千円だったら‥
そんな風に考える私は感傷的なだけの人間なんかな?
輪島は本当に観光地と言えるんかな?
店の服装のままで銀行まで往復して
風邪を引いてしまった私が
おかしいんかも知れん‥