亡くなった義母の洋服が入った
衣装ケースが戻ってきた。
49日に形見分けとして
親戚が持って行ったもので
私はその日忙しくしていて
経緯が分からない。
今日は衣類の収集日なので
ケースを開けて選別をした。
「あぁ、お義母さん、よくこれ着てたな」
「これ、私が買ってあげたやつ」
ケースの底に見た事の無い
「兜」のタペストリーがあった。
誰かにあげるつもりだったのか
義母も忘れていたのか‥
懐かしい義母の「匂い」も一緒に出てきた。
乗り越えたつもりの
寂しい気持ち
切ない思いがまたこみ上げてくる。
「人って残酷な事するなぁ」と思う。
でも、仕方無いとも思う‥
あの時は辛くて
見上げる事が出来なかった空
今はこうして〜〜
空が青い〜!
今日も一日頑張ります!