大晦日
体調が良くても悪くても
富山に行くと決めていた。
夜中の3時半に起き
長男のお弁当を作り
5時に家を出ました。
真っ暗で
雨風が強かった。
富山に辿り着くまでの事は
一生忘れないと思います。
五福のアパートに着いて
呼び鈴を押しても反応が無く
心がザワザワした。
新興宗教の勧誘のおばさんと
思ったそうです 笑
そんなに驚いた様子でも無く
いつも通りクール。
いちごが食べたいと言うので
すぐスーパーに行って
それと、豪華な握り寿司
ローストビーフ
ステーキ肉など買う。
大晦日なので
店内はご馳走で
あふれていた。
「お母さんも食べよ」
遠慮しながらも
握り寿司を
全部平らげて嬉しかった。
会うと何も言う事も
話す事も無い不思議
2人で並んで
黙ってテレビを観ていました。
キッチンで洗い物をしてたら
食べ残しの蕎麦。
鶏肉 ネギ 蒲鉾が
ちゃんと入っていた。
切なくて
泣きそうになった。