5月6日
地震の翌日
父は逝きました。

娘に手を握られ
感謝の言葉を聞きながら
息を引き取りました。
何て幸せな逝き方と私は思ってます。

看取りの域に入った一週間は
父との別れが
怖くて悲しくて
マリンタウンの堤防に坐り
泣いていたのに
いざ父が亡くなったら
泣きませんでした。
「覚悟が出来ていた」と
いう事なのかな
逃げないで向き合ってきた
父の私へのご褒美なのか。

小さい頃からの
「俺が死んでも取り乱すことは
せんといてくれ!」
父の教えを守れたかな…

父は旅立ちました

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