浅野川と聞くと
「きゅん」となります。
初めて親元を離れて
ひとり暮らしをした
学生時代。
浅野川は山の上の
アパートの近くに
ありました。
道を覚えるために
歩いていたある日
浅野川大橋の下で
黒留袖の
友禅流しをしていました。
言葉に表せない
その美しさに
欄干から身を乗り出して
田舎者丸出しで
いつまでも見ていた記憶。
不安でいっぱいだった時の
美しい記憶です。
あれから40年も
経ってしまいました。
春の浅野川の桜から
導かれるように
昨夜の灯籠流し。
遠い記憶の中にあった
浅野川。
あの時と
同じ場所に立ち
川面を眺めました。
夕日の美しさもあり
心が震えました。
浅野川三流しの
実行委員をしている
金沢の友達のおかげです。
私は凄い人達に
出会ってしまったようです。
ありがとう
美しいまち金沢。