元気だった義母が
突然亡くなった時
苦しさと
世間の人から心ない
無神経な言葉を
掛けられる事が
とても辛かったです。
暗いトンネルの中に
いるようでした。
スーパーでもどこでも
同じ事を何度も聞かれて
自分に非があるような
世間から責められているような気がして
人混みが怖くなりました。
葬儀の日の事
斎場に向かう時
大勢の参列者の方々に向かって頭を下げました。
人との距離が遠くて
空気が静か過ぎて
堪らなく寂しく思いました。
味わった事の無いような
孤独を感じた時
金沢の友達が
私の名前を叫びながら
列から飛び出して来ました。
あの時の光景は
今でもはっきりと
目に焼き付いてます。
暗いトンネルの中にいた時期の心の支えでした。
立ち直る事が出来たのは
1日1日と日が経つ事と
世間の「心のある人」
家族と友達がいてくれたからです。
悲しみに暮れていた期間ほど
「本当」「本物」が見えた事はありません。
若い友達が
あの時の私と同じ状況と聞きとても心配しています。
無神経な言葉で
傷付けて欲しくないです。
家族を突然失くして
辛いのに
悲しむ暇も
食事をする暇も無く
やるべき「決まり事」を
毎日こなすのに精一杯なはず。
落ち着いたら
また海に行って
一緒に砂浜を
どんどん歩いて
青い空青い海を見て
帰りは「猫のテーマパーク」で
大笑いしたいな。