『本心で向き合う』
NHK プロフェッショナル
バーテンダー 岸久さんが
接客の極意を聞かれての言葉。
認知症の方と
介護をされている方が
ご来店でした。
介護をされてる方が
前向きになれない時もある事は
経験上充分承知しているし
受けとめられるつもりだった。
付き添いの方が検眼の間
全く理解は出来ませんよと
言われたけれど
お話しをしていました。
とてもにこやかで
昔の事も興味深く
楽しく過ごしたつもりでした。
お帰りになる時
「同じ事何度も言ったでしょ?」と聞かれたので
「いえ、そんな事はありませんでしたよ」とお応えすると
「何度も言ってたじゃない!」
「後の話しも全部デタラメですからね!」と。
お話しが愉快なので
時々私が笑ったのが
いけなかったのだろうか・・・
馬鹿にしていると思われたのかな?
話題の内容
色々質問した事が
いけなかったのだろうか・・・
話しが事実であるかなど
私には重要では無かったのに。
「はい、何度も何度も同じ事を
おっしゃってましたよ」と
答えるべきだったのだろうか。
どうせ分からないからと
黙っていればよかったのか?
お顔を見ていたら
亡くなった伯父や
父と重なった。
父だったら・・・という思いで
接していたつもりだった・・・。
私はいつでもそうしている。
接客も人の心も難しい。
お見送りしながら
「私は間違っていたのだろうか・・・」
無性に誰かに聞きたくなった。
見栄があるから年下には聞けない 笑
そこで浮かんだ人に
「お昼出ますか?」とメッセージ。
返信は「パンだけ買って(会社に)戻りました」
そして天気の話し。
察しが悪過ぎ~ 笑