ショッピングモールの
フードコートで友達と食事中
前のテーブルに
私達に背中を向ける形で
若いお母さんと1、2歳の男の子。
男の子は食事に飽きたのか
お腹が一杯なのか
私達の方を見てにこにこ。
お母さんも私達に気付いてにこにこ。

お母さんが男の子を抱えて
「ちょっと良いですか!」
私の膝に男の子を乗せて
テーブルに戻り
ささっと食器を持って返却場所へ。
さっきまで男の子が座っていた
子供用の椅子を設置場所まで。
そのスピードが速い速い!
まるで早送り!

その間男の子は
突然知らないおばちゃんに預けられ
可愛いお尻をくねくねさせて
私の膝から必死に逃れようとする。
私も逃げられないよう必死だった💦

あまりにも突然の予想外の出来事に
男の子を無事お母さん返してから
しばらくぼーっとしてしまった。

コロナ禍で
知らない人に対して恐怖心はあるはず。
それなのに私に預けてくれた事は
「嬉しかった」「驚いた」というより
感動的でした。
帰りの車の中「あれは夢だった?」
いやいや紙オムツの
むにゅむにゅの可愛いお尻の感触
あれは夢じゃない。

「奇跡」の様な出来事でした。