夕方の買い物から帰ると
義父がでかい声で私を呼ぶ。
「アロエを買ってきてくれ」と。
いつもの信心してるアロエのパウチでなく
今回は「鉢植え」
お風呂で熱湯に触れたらしい。
「こんなもんはアロエ貼れば治る」そうで‥
夫「明日病院で診てもらえば?
アロエより軟膏にすれば?」
義父「アロエ貼れば治るげわい」
壊れたCDかコントのように
親子で延々これを繰り返してるので
私は2人に黙って
日の暮れたさっき通ったばかりの
道を走った(自転車です)
あのふたり今頃まだやってんだろうなぁ
言い出したら聞かない
もうアロエを貼るしかない
反対すればするほどムキになる
何で分からんのやろ〜〜
親子歴60年以上やろ〜〜
男ってね〜〜。
義父に何度も念を押された「小さい鉢やぞ」
小さいも何も今時アロエなんてこのサイズきり。
中で一番小ぶりをの物を選びました。
ホームセンターでキョロキョロしてる私に
お鮨屋の奥さんが「こんな時間に何してるん?」
事情を説明した時の表情が
ちょっと嬉しかった 笑
買ってきた生のアロエ
これがなかなか皮を剥き難い
子供の頃庭にあったのは
馬鹿でかくて簡単にシュッと剥けたはず。
緑の部分を剥いでナタデココ状態にしては
義父にそ〜〜っと手渡しました。
信じてるアロエを貼って
義父は気が済んで
翌日掛かりつけの診療所で
診てもらいました。