「兄妹」の仲と形も
人それぞれという事が分かったのは
大人になってから。
昨日は実家の父母の病院の受診日
嵐のような半日が終わり
車で送ってくれた兄が
掛けてくれる言葉は
「悪かったなぁ」と
「ありがとうな」
どんな言葉よりほっとする。
義母が突然亡くなった時
「両親には心配を掛けたくない」
結婚してからの習慣が作動したのか
気が付いたら子供のように泣きながら
兄に電話してしまっていた。
飛んで来た兄は
「80過ぎたら寿命や」
泣きじゃくる私の後ろで
繰り返し言ってくれた‥
大事な仕事に関わっていた時だったのに
会社に行けず迷惑を掛けてしまった。
兄も兄嫁もその事を一言も言わなかった。
「兄妹」
「あにいもうと」という響き‥
父母 兄と私
30年ぶりの4人一緒の時間。