巻き寿司を作ると蘇える記憶。
ひとつは運動会遠足の時
母が作ってくれた「巻き寿司」
今の私よりずっと若かった母‥
アルミホイルもラップも
百均も無かった。
茶箪笥の一番下の引き出しに
包装紙の綺麗なのがしまってあって
一番良いのを選んで包んでくれた。
包みを開けた時の
湿った紙の感触と匂いが懐かしい。
次男が小さい頃
恵方巻きを手に持って
「お願いだから僕のは切って〜〜」
泣きそうになりながら懇願された事 笑
そんな可愛かった次男は
あっという間に難しい年頃になり
高校の遠足で食べやすいだろうと
早起きして持たせた「巻き寿司と稲荷」
帰宅した息子に「お寿司どうだった?」聞くと
「どうもこうもねぇし!食っても食っても同じ味やったし!」
キレ気味に言われた 笑
切ない後に
ふふっと思い出し笑いでした。