夕食の片付けをしている時に始まった
NHK土曜ドラマ 「心の傷を癒すということ」
地震が起きてからの始まりに
「あれ?一週見逃したかな?」

見逃してないと分かって
地震の光景をリアルに表現しないのは
「日本らしい配慮」と思った。

焼死した両親の骨が入った洗面器を抱える男性が
どれが父親でどれが母親か
鑑定して欲しいと医師に頼むシーン
泣いてしまった。

「作り話し」なら
「役者が上手い」で済むのに‥

年を重ねるのは悪く無い
ドラマで泣いた事を堂々と言える。

「ルワンダの涙」が衝撃的で
ずっと引きずってしまって
詳しく知りたくなった事を
図書館の人に言えた。
「ルワンダの涙」「ホテルルワンダ」
どちらも観ていたその人と
本の隙間から陽が射す本棚と本棚の間で
共感し合えた事が嬉しかった。

若い頃は笑われたり
否定される事がよくあった。
いつの間にか無くなっている。

五木寛之の「(確か)不安の力」を読んでいて
笑われた事が懐かしい。