カンゾウと鰻


「野菜のおばちゃん」の所に
子供の頃野に咲いていた
「カンゾウの花」があった。
懐かしかった。

この日は「マルコー」でうなぎを買って
実家に行きました。

道中思い出していたのは
金沢の友達が去年買ってきてくれた「鰻」
近江町の有名店のものだった。
ふわふわで本当に美味しかった。
今まで食べた中で一番だった。

「京子ちゃん!頭と尻尾じゃなく
ちゃんと真ん中食べてね」と
「肝の蒲焼が美味しいのにまだ焼けてなくて!」
残念そうに悔しそうに言ったのを
一生忘れないと思う。
私は臨終の際にきっとあの鰻の事を言うと思う。

そして実家の両親の想定外の食べっぷり
父の大盛りご飯
「京子も一緒に食べよう」
父は言ってくれたのにのに
母はそれを言わずに黙々と食べていた 笑
両親の食べる様子をしばらく見ていました。

「鰻」は
同じ値段帯のステーキやお刺身とは全く違う
「特別」「別格」
思い出も「桐箱」の中。

「鰻」のフレーズは
これから私を「きゅん」させる事になりそうです。