夕方、暗くなるのが早い。
航空学園のミュージカルからの帰り
店の前まで来た時には真っ暗だった。
向う側の暗い舗道から
「先生、先生」私を呼ぶ可愛い声がした。
毎回欠かさず教室に参加してくれる
小学生の女の子とお母さんだった。
ダンスを習っているので
ミュージカルを観て来たと言った。
「私ずっと(会場で)先生の事見とったよ」
「どこにいても
いつもちゃんとしとらんとなぁ〜」
私は常に子供達と子供達の家族に見られている。
息苦しいと感じる事は無い。
スーパーの店員さんに
滅茶滅茶キレてた人‥
逮捕されてモザイクが消えたら
パンツかズボンか脱いでた人。
「私は常に見られてる」
心の中で唱えてみよう〜〜。