「京ちゃん・・さっきあんたに餅あげようと店の前まで行ってん
でもお店の感じ、何かおかしいんやけど・・・
何かあったん?」
あるお客様から電話
暮れにお店にいらした時
義母が亡くなった事を知らないようなので
話そうか迷って結局言えなかった。
まだ落ち込みがひどかったから。
義母が亡くなった事と
今起きてる状況を
わざと明るく語尾を上げ気味に話した。
しばらく沈黙して
「京ちゃん可哀想」「京ちゃん可哀想」
こう言ってわんわん泣いて・・・
私より随分年上なのにね。
今まで『可哀想』と言われるのは好きではなかった。
でも人によるのですね。
素直に嬉しかったです・・・
帰宅すると届いていたお餅
手に取るとまだやわらかい・・・
私に食べさせたいと思ってくれた事がうれしい。
心がホッと暖かくなりました。
『不幸の中にも幸せがある』
義母が亡くなった時にも
何度も浮かんできた言葉です。
お手紙が添えられていました。
ここにも『笑顔』の文字が・・・
そう、笑顔
今日の私はちゃんと出来ていたかな?
最後に
『自分が一番つらい時は
不思議と人の心が見える時』と書いてありました。
今 本当にそう思います。