ふたつの帯

左の青い帯は1900年生まれの
「キロクのばあちゃん」
夫の祖母の帯。
亡くなった義母が小姑さんから
取り返してきた帯。

右は実家の母の母
祖母から受け継いだ帯。
元は祖母の母親の嫁入りの時の打ち掛けで
それを帯にしたと母は言ってます。

昔々とはいえ打ち掛けにしては
地味過ぎる色
年月を経て変色したのか
祖母と母の思い違いかも知れません。

柄がふたつとも不思議と似てます。
「好き」というより「愛おしい」
言葉に言い表せない思い‥

義母がこの帯を締めているのを
一度も見た事はありません
母もそうです。

私が生きてる間に一回でも多く使って
大切にしていきたいです。