輪島市民まつり

祭りというのは
パレードや花火を見て
「楽しかった」で終わるのかな‥

私はちょっと違ってる
「幸福感」と余韻に浸ってます。

パレードに参加する朝
「笑顔で頑張ってね」
何通ものLINEの中に
「娘の旗手姿を見てやってください」
というのがありました。

粘土教室に毎回参加してくれる
女の子のお母さんからでした。
よくうちにも来て作りました。

マリンタウンの最前列を
確保した私に気が付いて
驚いた顔の後の笑顔が可愛かった。

旗手姿は凛々しくて凛々しくて
可愛くて可愛くて‥

お母さんがお勤めしてるので
いつもひとりで教室に来た事

教室の後ひとり残って
掃除してくれた小さい背中

美術館のイベントにも
遠くから自転車でひとりで来てくれた事
帰りが心配で見送った時の後ろ姿

色々蘇って来て涙が出ました。

真っ直ぐ成長した女の子に
嬉しくて胸がいっぱい
知らせてくれたお母さんに
「ありがとう」の気持ち

親以外に今ここでこんな気持ちで
見てる人はいるかな?

私はなんて幸せなんだ!

「娘を見てやって欲しい」と言ってもらえる‥
それを見て泣ける‥

そんな自分で良かった
そんな自分を好きだと思ったら
また泣けたのでした。