夫が自慢げ


店の自動ドアが開いて‥
「こんにちはっ」元気な声だった。

部活帰りの◯ちゃん

小学校低学年の時に
日本語が全く話せない状態で
日本に来たので輪島に馴染めるか
心配でずっと気に掛けていました。
学力も心配なので夏休みには
お店で宿題を見たりしていました。

それがあっという間に中学生。

一緒に駄菓子屋に行きました。
お友達とも良い感じで安心しました。

輪島に来て間もない頃
一緒に朝市を散歩して
名前入りのスプーンを買ってあげた‥
その時「ありがとう」と言えた事。
そして良く笑うので
「この子は大丈夫かもしれない」と思った。

あの時に感じた通り
真っ直ぐに成長してくれてすごく嬉しい。

お年頃なので関わる機会は
少なくなってさみしいけれど
相変わらずよく笑ってた事が嬉しい。

私の着物姿に「何でそんなの着てるん?」
大ウケ。

そしていつもの私の
「知らない人について行ってはいけない事は
知ってるん?知ってる人にもついて行っては
いけない事も知ってる?あ、私だけは🆗ね」にも
お友達と大ウケでした。

彼女が輪島に馴染めたのは
「顔と頭脳が良いからや!」
夫は我が子の事のように自慢げです 笑

中学生になっても
お友達と一緒でも
立ち寄ってくれる事が嬉しい。

ずっとここからこうして見送ったり
成長を見守っていきたい。